サブスクリプション市場(動画)①

日本でのインターネット動画配信サービスの歴史は20年を超えていますが、現在もなおその進化は続いています。
特に2000年代後半にスマートフォンが登場・普及よって広がりをみせ、定額制サービスの台頭を経て利用者は右側上がりが続いています。
2022年にはサッカーのカタールワールドカップをABEMAが無料配信するなど日本国民にとっては既に欠かすことのできないサービスとなっています。
ここではそんな動画配信サービスの歴史について紹介したいと思います。
動画配信については以前のページでも紹介したので、ここでは簡単に触れる程度にしますが、電波や有線ケーブル等あらゆる技術的手法で動画を広く一斉送信する行為の事をいいます。
近年ではインターネットを利用しての技術・規格を用いて動画コンテンツを配信するという認識が一般的となっています。

■ビジネスモデルについて

動画配信のビジネスモデルは大きくわけて2種類あります。動画の視聴者に対して直接課金する有料モデルと動画再生時に広告を挿入して収益を賄う無料モデルです。
有料モデルについては当初はタイトル1本あたりいくらというような個別課金スタイルでしたが、2010年代後半からはAmazonプライム・ビデオ、Netflix、Huluなどの定額制(サブスクリプション)が主流となりました。
無料モデルは視聴者に対して課金しないかわりに、広告を一定量挿入することで、利益を得る方式です。ABEMAのほか、テレビ放送の見逃し配信サービスであるTVerが代表的な存在です。

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